産業廃棄物の基礎知識

産業廃棄物の基礎知識について

産業廃棄物は、事業活動に伴って生じた廃棄物のうち、廃棄物処理法及び政令で定める20種類の廃棄物をいいます。また、特別管理産業廃棄物とは、産業廃棄物のうち、爆発性、毒性、感染性を有し、人の健康や生活環境に被害を生ずるおそれがあるものとして廃油、廃酸、廃アルカリ、感染性産業廃棄物、特定有害産業廃棄物(検査液等の有害廃棄物)などがあげられます。

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産業廃棄物の概要

廃棄物処理法では、産業廃棄物は排出事業者が自ら処理するのが原則となります。それが出来なければ、許可を受けた産業廃棄物事業者に委託して処理をします。廃棄物処理法において産業廃棄物の収集・運搬、処分の基準を規定し、排出事業者・処理業者は、処理・委託を行うに際して処分基準を遵守する必要があります。
不法投棄した場合、5年以下の懲役または1000万円(法人には1億円まで加重ができる)以下の罰金にするなど、厳しい罰則が設けられているので十分に注意が必要です。

廃棄物の流れについては、3Rと呼ばれる概念があり、これは廃棄物のReduse(発生抑制)、Reuse(再使用)、Recycle(再利用)の3つを指しています。最近では5R、Refuse(不必要なものの購入を避ける事)、Reduse、Reuse、Repair(修理)、Recycleといった概念も生まれています。